『夢をかなえるゾウ』の課題を実行:コンビニでおつりを募金する

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先日靴を磨きましたか?

磨いてない?何を言っているかわからない?
それでは、ぜひ以前の記事やこの本を読んでください。

靴を磨いた感想はいかがでしょうか。
めんどくさい?手が汚れる?

もちろんそれもありますけど、

「意外に悪くないな…」

と思ったことでしょう。

・黙々と目の前のことに集中する
・汚れが落ちてきれいになるところを見るのが気持ちいい

私の感想としてはこんな感じでした。

さて今回は第二の課題

コンビニでおつりを募金する

について紹介していきます。

募金をする目的

募金をする目的は

「人を喜ばせたい」という気持ちをはぐくむこと

です。
ここでは、ロックフェラーや松下幸之助を例にとって説明しています。

ロックフェラーは若いうちからずっと収入の1割を寄付し続けたし、
松下幸之助は『世の中から貧困を無くす』といって安い電化製品を作った。

そういった他者貢献のための純粋な行動や考えがお金を呼び込む
というわけです。

「ええか?お金言うんはな、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらうんや。せやからお金持ちに『なる』んは、みんなをめっちゃ喜ばせたいって思うてるやつやねん。
でも、お金持ちに『なりたい』やつは、やれ車が欲しいやの、うまいもんが食いたいやの。自分を喜ばせることばっかり考えとるやつやろ。~中略。最初はそういう、自分を喜ばせる欲をエネルギーにして進んでもええ。」

『夢をかなえるゾウ1』40頁より引用

というように、
お金持ちに『なる』ひと
お金持ちに『なりたい』やつ

の違いを指摘しています。

よく「年収○○億」とか「何か月で○○万円」という肩書を引っ提げてネット上やテレビに出まくり、
1年でフェードアウト。「あの人は今」状態の人がいったい何人いることでしょう。
そのような人たちが悪い人とは思いませんし、実際に短期間で結果を出すことは、すごいことだと思っています。
しかし、その人たちに足りなかったのは、

「人を喜ばせたい」という純粋な気持ち

だったのかなと考えています。
お金を稼いでも、そのお金が人をだましたものであったり、欲に任せて巻き上げたものであれば、
最終的にはその人から離れて行ってしまう
という事ですね。

例えばブログでも、ただ単価が高いからと言って、実際にやったことも買ったこともない商品を紹介しようとすると、内容が薄くなるのは当たり前ですが、
「こんな変なもの紹介するんじゃねぇ」と信用問題にもなってしまいます。

なので私は、
「自分が実際に使ってみて」
「本当に良人に薦めたいと思ったものだけ」
を紹介するように心がけています。
実際あまり興味がないものを書いていても、
途中で書くこと自体がつまらなくなってやめてしまいます。笑

「世の中の人を喜ばせたいっちゅう気持ちを素直に大きくしていくことが大事やねん。そやから寄付をすんねん。自分はとにかく人を喜ばせたいし、助けたい。そういう人間になることや」

『夢をかなえるゾウ1』40頁より引用

というように、
実際に少ない金額で「人を喜ばせる」ための行動ができるのが「募金」です。
たとえ10円だとしても
あなたにとっては「たかが10円」でも
誰かにとっては「されど10円」
という事です。

「人を喜ばせたい」気持ちをはぐくむ以外の効果

私もこれを読んで実際にやってみたのですが、「人を喜ばせたい」という感情の醸成のほかに
2つの心境の変化がありました。

・行動する恥ずかしさの是正
・心の余裕

です。

「募金する」ってこそばゆいっていうか恥ずかしくないですか?

今まで募金なんて赤い羽根共同募金くらいしかやったことなかったですし、
コンビニで募金している人を見たことがない。
そんな中で募金するっていうのは中々ハードルが高かったです。

でも実際にやってみると、意外に大したことはありません。
店員さんに「ありがとうございます」といわれるくらい。

「今まで募金に対して抵抗があったのは何だったのだろう…」
という気持ちです。
それに、10円とはいえ「他人に何かをして(間接的だが)喜ばれる経験をする」
ってのは悪くないなって思いました。帰り道の心の持ちようがかなり普段とは違いました。
「なんか今日はやってやったぞ…!」的な。10円なのに。

このような経験でまた一つ自分の経験値が増えたと感じました。
頭の中で考えているとなんだかためらう事だけど、
実際やってみたら大したことないじゃんって。とりあえずやってみようかな。
初動のハードルが下がりました。

また、その中で「心に少し余裕ができた」気がします。

自分のことだけじゃなくて、「他の誰か」も意識していますよ・考えていますよ。と思うことで、
自分の中のキャパシティが増えたような感覚がします。

部活入った当初は自分がうまくなるために精一杯だったのが、
先輩になるにつれ、後輩の指導を行ったり、チームのことを考えて行動をとるようになったりする感覚に近いです。

募金するくらいで本当に変わるの?と思っちゃいますよね

実際思っていました。
でもこれも前回と同じで、

じぶんの今までの考え方で変われなかったんだから
人から言われたことをとりあえず素直にやってみ


ことが大切です。

楽して儲ける『秘訣』みたいなものがあれば全員お金持ちになっています。
でも世の人たちはそれを求めている。

『秘訣』を知りたいってことは、ようするに『楽』したいわけやん?

『夢をかなえるゾウ1』37頁より引用

とガネーシャも言っています。
そのような近道を探し続けて今の今までいるわけなので、それじゃあ変われないわけです。

また、募金という行為を「偽善」ととらえる見方もあると思います。
ただ、それは「他人」の考えなので、自分にとってはどうかを考えていくべきです。
「募金は偽善だからやりたくない」といってやらないのは、それこそ「今までの考え方」にとらわれています。

自分に合わなかったらそれはそれで、もうやらなければいいだけです。
とりあえずやってみる精神で構わないので、一度は行動するべきです。

私の考え方としては、偽善といわれても自分にとっては善だからやろうかなという思いです。
別に募金しても誰かに迷惑をかけるわけでもないし、自分のお金だし、
後ろめたく思う理由はないと考えています。

また、募金活動に参加したことが何度かあるのですが、
募金してくれる人はやっぱり優しそうというか、余裕がありそうな人が多い印象でした。
大半が「普通の人」なんでしょうけど、その奥に「何か」があるんだろうなと感じていました。

最後に

今回は第二の課題

コンビニでおつりを募金する

について紹介していきました。

ポイントは、

「人を喜ばせたい」という気持ちをはぐくむこと
他者貢献のための純粋な行動や考えがお金を呼び込む

お金持ちに『なる』人と、お金持ちに『なりたい』やつの違いは
「人を喜ばせたい」という純粋な気持ちなのではないでしょうか。

また、「人を喜ばせたい」気持ちをはぐくむ以外の効果としては

行動する恥ずかしさの是正
「他人のために何かすること」へのためらいを壊し、行動するハードルを下げる

心の余裕
‐自分のことだけじゃなくて、「他の誰か」も意識することで、自分の中のキャパシティが増える

そして最後に、
偽善だからやらないと頑なに拒むのではなく
じぶんの今までの考え方で変われなかったんだから
人から言われたことをとりあえず素直にやってみる

ということを再度お伝えして終わりにいたします。

それでは、買い物の帰りにでも募金箱を見かけたら10円でもいいのでやってみてください


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