「で、覚悟できてる？」
「もっと見ようや、現実を」上記のフレーズは、2007年発売の水野敬也著の『夢をかなえるゾウ』の一説です。
私は冒頭から心を揺さぶられました。なぜならば、
プロローグの時点で
「これ、自分のことじゃん…」
と速攻で感情移入してしまったからです。
第三者視点で話を読んでいるというよりも、自分が半分物語に入り込んで共に勉強していく感覚です。
自分のこととなると必死になる「普通の人」はこの物語がスラスラ入ってきて、読んでいて気持ちよくて仕方がないと思います。
実際に私も1日あれば全部読めてしまいました！
そのテンポの良さ、与えられる課題の取り組みやすさは随一。
なのに、しっかりと一歩一歩成長していく感覚…。他の自己啓発本にはない特徴です。
正直、課題の内容であったり、書いてあることはその他の自己啓発本と大きく変わりません。
ただ、大きく違うのは、読み終わった後のワクワク感です。
ただ文章を読んで
「じゃあ明日からやってみるかぁ…」ではなく、
「あの課題早速やってみたいなぁ。まずあれをやって、明日はあれをやってみよう」
と実際に行動したくなるようなワクワク感を与えてくれます。
この「ワクワク感」は何度読んでも変わらず、この本は私の読み返す数少ない本の一つとなっています。
・自己啓発本を探している人
・一通り自己啓発本を読んだけど、いまいちつかめなかった人
・とりあえず何かしなければならないと思った人
にはすごく刺さります。
私はkindle推奨派ですが、紙の本で線を引いたり、本の端っこを折ってみたりしながら読み進めるのがおすすめです。私はkindleで読み本も買い、本のほうは受験生の参考書みたいになっています。
「きっかけさえあれば」そう言って逃げていませんか？
「きっかけさえあれば自分を変えられる。」
「でもそのきっかけがないから頑張ることができていないだけ」
そういって現実から背を背けて逃げている人はたくさんいます。実際私もそうです。
「今回は運がなかった」
「今日は疲れたから明日でいいや…」
そういって「いつか変わる未来」を妄想していました。
でもいつか変わらなければ、何かをやらなければ…と悶々としていました。
そんな気持ちをダイレクトに文章にしてくれまさに眼前に飛び込んできたのがこの本でした。
主人公が言う
「それが「きっかけ」であることを決めるのは、今この瞬間の僕なんだ」
というセリフとともに決心をさせてくれました。
主人公も最初は
「変われるものなら変わりたいけど」
「「変わりたい」という思いは「どうせ変われない」という思いとワンセットでやってくるようになっていた。」
というように「変わる」という言葉に対して非常に懐疑的に思っていました。
しかし「ガネーシャ」という得体のしれない何かとの出会いをきっかけにして
変わろうと決心しました。
結局きっかけなんてなんでもいいんだ。とりあえずやってみることが大事なんだ
そう教えてくれているように感じました。
そこから私は何事にもできるだけ取り組んでみようと心がけています。
自分で「何でもとりあえずやってみる委員会」を設立して
少しでも「何か」をつかめるようにもがいています。
努力しないやつがいるから、努力するやつが報われる
上記の言葉は、高校時代の先生が言っていた言葉です。高校生時代の私の心にガツンときた言葉で、今でも鮮明に覚えています。
一般的には努力する側のほうしか言わないと思うんですよね。
「努力すればするほど結果が出るから頑張ろう」
「努力は裏切らない」
みたいな。
でもみんな同じ努力を同じようにすればある程度同じ結果が出るはずです。
学校で同じ授業を受けて同じ宿題を同じようにやって努力すれば同じような点数になるはずです。
でも現実はそうはなりません。
授業もまじめに受けず、宿題もまともにやらなかったらテストで低い点数を取ります。
先生の言われたとおりにやっていれば平均点位の点数は取れるはずです。
授業以上に塾に行ったり参考書を解けば平均点より上の点数をとれるはずです。
全員が全員２００％の努力をしているわけではありません。
逆に言えば
普通の生活＋１０％でも努力をすればそれだけでほかの人よりも抜きんでた存在になれる可能性があるという事です。
世間の人と自分を思い浮かべてみてください。
「あいつらが遊んでいるから私も遊んでいいや…」
と努力していない人を見て現実から逃げてはいませんか？
「あいつらが遊んでいる間に私は家に帰って本を読もう」
そう思えたら素敵じゃありませんか？
今すぐ『夢をかなえるゾウ』を読んでみましょう
とりあえず「変わりたい」と思っていたあなた。
とりあえず「ビジネス本を」と思っていたあなた。
早速『夢をかなえるゾウ』を読んでみましょう。
「興味はあるけど、後でいいか…」
とか思わないでくださいね。思った瞬間に行動しちゃいましょう。
私から言えることは、今から一緒に変わりましょう。
「何でもとりあえずやってみる委員会」
推進中なので、ぜひ心の中にこの委員会を設立して一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。
『夢をかなえるゾウ』はKindleアンリミテッドで読めることが多いので、これを機にKindleを試してみては？
私Kindleを愛用していまして、どこへ出かけるにもかさばりませんし、寝る前にちょっと読むといったこともできますし、非常に便利です！！
Kindleのメリットについては「電車で本を読むならKindleでしょう」で語っていますので、
是非お読みください！
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